産休中に家の周りと職場付近の保育園を見学して申し込みをしていましたが、保育園に落ちました。
(ブログ「仕事復帰を目指して① 〜保育園に落ちました〜」にも書きましたが…。)
その為、育休中に範囲を広げて自分の通える範囲の保育園・小規模保育園の見学を徹底的にすることにしました。
小規模保育園にとりあえず入園して、通常の保育園の空き待ちをする事も考えて、今は
入園出来なくても、将来入園する可能性がある保育園は見学に行くことにしました。
最初、保活を始める前に住所から大体家から何分掛かるのか調べて、毎日送り迎えするのに
無理のない範囲の保育園をピックアップして、見学の前に保育園の外観を確認しに行きました。
実際、保育園についてあまり気にした事なかったので、保育園は「ザ・保育園」という大きい保育園
のイメージしかもっていなかったのですが、小規模保育園とかだと「トタン屋根のおうち」とか
「プレハブ倉庫」みたいな外観の保育園もあって「え…。これが保育園?」と
正直思ってしまった保育園もありました。
↑本当にこんな感じのおうちっていう保育園もありました。
多分、保育園に落ちていなかったら「ザ・保育園」というイメージしか持っていない私は
「ここできちんと保育してもらえるのかな…?」という勝手な先入観で除外していたと思いますが
保育園に落ちたので、良い機会だと思って外見で少しビックリした保育園も
(今思えば本当に失礼な事を思っていたと思いますが)見学させて頂きました。
実際保育園の見学してみて思うのは、外観なんて関係なかったです。
(「きちんと保育してもらえるのかな」なんて思っていた自分をはり倒したいです。)
家みたいな保育園でも、0歳時の部屋は二重扉にしたり、感染症対策でうつる病気にかかったら
来園しない病気をリストアップしてあったり、信頼して保育してもらえるなと感じて
凄く安心しました。
逆に、保育園が綺麗で最近できたばかりの園の中には、違和感を少し抱く保育園もあったりして
実際見てみないと保育園って分からない。外観だけで判断するなんて、自分はなんて浅はかだったんだ!
と反省しました…。
あと、保活をしてみて意外だったのが、保活に自分が励まされたことでした。
赤ちゃんが居るので、何か用事が無いと外に出ないので外に出る練習にもなりましたし、
実際保育園に行って見学に行くと、保育園の先生は皆さん大変そうなのですが、
真摯に楽しく子どもに向き合ってる先生が多くて、
「ここで保育してもらえたら、子どもも楽しく過ごしてもらえそう!」と凄く前向きな気持ちになれました。
そして、保育園の先生に掛けてもらう声というのが、人生の先輩として、
私の事を考えて話をしてくれているんだなと結構胸に刺さりました。
小規模保育園で3ヶ月から入れる保育園で言われた言葉です。
「今は保育園の空きがあるので、申し込みして頂ければ入れると思います。ですが、お母さん、
今はまだ実感が無いかもしれませんが、これからお子さんはますます可愛くなります。
だから焦らなくてもいいんですよ。0歳児は可愛いですから、私達もあずかりたいですが
お母さんが見るはずだった「初めて」を我々が見ることもあって少し複雑な気持ちになったり
もするんですよ。」
これは本当に胸に刺さりました。子どもが早生まれで1歳だと保育園に入りにくいので
どうにか0歳で入れる所を探してひたすらに保活してしまっていましたが、
「本当に0歳であずけてしまっていいのか、納得していますか?」と考える機会をくれた言葉でした。
保育園の先生は人それぞれ事情があるからあずかるけど、人生の先輩として言葉をくれてるんじゃ
ないかなと思うことがあって、そういった姿勢にも凄く自分は励まされ、
個人的には仮にまた落ちたとしても(本音は受かってほしいですが)
保活して良かったなと思っています。
あと忘れちゃいけない言葉だなと思ったのは
「最初にお母さん達に約束してほしいのが、お子さんは保育園で集団生活を凄く頑張っています。
だから、体調が悪くなった時に「仕事が忙しい」とか事情もあると思いますが、なるべく早く
迎えに来てあげてほしいです。でも、それをお母さんが全て担うとあっという間にお休みが
無くなってしまいます。ご主人、もし近くに居るのであればおじいちゃん、おばあちゃんに
「今度保育園にあずけようと思うけど、協力をお願いすることもあるかもしれない」と
言っておいたりできると良いですね」
という言葉でした。
私達の場合は近くに祖父母が居ないのですが、それを言い訳に頑張っている子どもが
苦しむことにならないように、サポート体制を考えないといけないなと改めて思いました。
保活ってこんなに奥が深かったとは…。保活をする前は思っても居ませんでした。(笑)
人生勉強になったと半ば本気で思っています。
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