出産前、自宅安静で時間があったので色々と本を読みましたが、
その通りだなと気付かされたのがこの本。
「産後が始まった!夫による、産後のリアル妻レポート」
この本は産後の「夫婦の気持ちの“ズレ”」について書いてある本ですが、その中に「両親との気持ちの“ズレ”」の記載があり、正直一番ここが胸に突き刺さりました。
「実母だって“里帰りホスト”になるのは初めての場合はめずらしくない」
本当にそうです!そして今回初孫で“里帰りホスト”が初めてな両親に、自分は
「出産を経験している両親なら私より出産についてよく分かっているはず、サポートも出来るはず」
って勝手に思い込んでいたんだ!というのをこの本を読んで気付かされました…。
そもそも私達は両親が遠方に住んでいるので、最初は里帰り出産を考えておらず、
母の猛プッシュもあって里帰りを決めたのですが、切迫早産になってバタバタで里帰り。
私は自宅安静で自由に動けず、実家は両親の仲は良好ですが共働きにも関わらず、
家事は基本的に母が全部担っていて、母は平日も土日も暇な時間がありません。
自宅安静で不自由ないように母は配慮してくれましたが、家事の出来ない父は
恐らく孫が産まれても戦力にはならないのに、肝心の母は忙しそう…。
「えっ…、自分の家の状態とサポート状況変わらないじゃん。
この状態で里帰りを何故勧めたの?コロナで夫に立ち合い出産もしてもらえないし、
これなら夫と最初から子どもを一緒に育てたかった!」
と、自宅安静で動けないストレスもあって凄く実家にあたってしまいました…。
もちろん里帰りを決める前に、里帰り出産した友人に相談しており
「やっぱり実家といえど、離れて過ごした時間が長いと自分の思い通りにならなくてストレスは溜まるよ」
と言われていましたが、
「両親も初めての里帰り出産は手探り」
という視点を忘れてたなー、と本当に本当に反省しました。
この視点を持っていれば、もっと大らかに里帰りを始められたのではないかなと思います。
まあ、今後の事を考えたら父がもう少し家事が出来ないとまずいんじゃない?という考えは変わりませんが(笑)
ちなみに、コロナで病院内に入れないにも関わらず妊婦検診の送迎をしてもらったり、
自宅安静だったのでご飯も作ってもらったり
実家には本当に色々サポートをしてもらえました。有難いです。
とにかく、「里帰りすること」だけが決まっているだけで里帰りするのは注意が必要でした。
「身内だから」という甘えが里帰り出産を失敗させてしまう
と感じます。(特に実母との関係)
自分も両親が手探りな中サポートの仕方を考えているのを理解して大らかになること。
そして、自分がお願いしたい部分をきちんと具体的に伝える事が大事だなと思いました。
(初めての場合はこれに気付くことすら難しかったですが…。)
ちなみに、最初に記載していましたが「産後の夫婦の気持ちの“ズレ”」についての本でもあるので
夫婦で産前に読んでおくのも非常におすすめの本です。