私は夫が家事・育児に積極的だったこともあって、当初里帰り出産はしない予定でした。
が、母の「里帰り出産しようよ」の猛プッシュによって悩みながらも里帰り出産する事を決断しました。
自分が里帰り出産をするメリット・デメリットを考えて、納得して里帰り出産を選びましたが、
実際何度も「里帰り出産じゃない方が良かったかな…」と後悔したので、その理由を記録して、
誰かの参考になればと思います。あと、自分の場合はコロナ禍の里帰り出産で、
「県外の人と会えない、入院中は面会禁止」などの制約も色々とあったので、更にそのストレスも
あって辛かったです…。
ちなみに、実際里帰りして良かったかというと…
目次
自分の場合は里帰り出産をして良かった
です。ただ、手放しでは里帰り出産をオススメはしません。
良かった所もありますが、正直出産するまでは本当に里帰りしなければ良かったと毎日
思っていました。(笑)
細かい理由は後で記載しますが、里帰り出産はやっぱり人手が多かった事で自分が徐々に
育児の生活に慣れられたのが1番良かったです。
逆に反省しているのは、もっと具体的に里帰り出産の内容を具体的に考えておけばよかったという事です。
自分もママ初心者、ばぁばも受け入れ初心者でビギナー同士で衝突が多くめちゃくちゃ喧嘩しましたし、
昭和の家事の出来ないじいじにも、家事スキルの低さを激怒しました。
(じいじも数十年前の育児の姿勢をまさか今になってこんなに色々言われると思ってなかったでしょう…。)
もし里帰り出産を検討しているのであれば、自分とご両親の体制が整っているか、整えられるのかを
事前に考えて話し合っていた方が良いと思います。
実際に里帰り出産をして、里帰り出産をオススメする人、オススメしない人を考えてみました。
里帰り出産をオススメする人
実家との関係が良好である事を前提で…
・初産の場合
・旦那さんの仕事が激務でサポートが非常に薄い場合
・かなりの頻度で帰省していて、親のサポートの見通しが立てやすい場合
・実家と自宅まで頻繁に行き来できる距離の場合
・実家が既に里帰りを経験済みである家庭(お姉さんとか)
里帰り出産をオススメしない人
・旦那さんと家事の負担を折半できるほど、旦那さんのサポート体制が整っている場合
・里帰り出産先の両親がガッツリ仕事をしている場合(仕事の重さにも依るけれど…)
里帰り出産をオススメしないと書きましたが、里帰り先と相談・準備を十分できれば
問題ないと思います。ただ、個人の意見としては
自分の家に両親が来て手伝ってもらうスタイルが1番楽
だと思いました。里帰り先から帰ってきたときに、どうやって赤ちゃんを受け入れる体制を整えるか
再度考える必要が無くなるので。
そして、
実際、里帰り出産の何が良くて何が辛かったか
ちなみに自分の実家の状況はこんな感じでした。
・父、母、弟の3人暮らしで全員フルタイムで同じ会社に勤務
・母がほぼ全ての家事をしている(典型的な昭和な家庭)
・里帰り出産で頼れるのはほとんど母のみ
・年度末が仕事が忙しくなる中、年度末に出産予定日だった(しかも3年に1度あるかないかの忙しい年度末だったとのこと)
この状況の為、お世辞にも里帰り出産に対応できる状況では無いなと思いました。
日中、誰も家に居ないなら状況一緒じゃん(笑)と。
でもそれでも夕方から赤ちゃんをあやす人が増えてくれただけでも、かなり精神的な負担が
軽減されました。
自分の場合の里帰り出産の良かった点・辛かった点
良かった点
・親の仕事に融通が利いたので、早く帰ってきてくれたのは良かった
・大人3人いたので、誰か都合が悪くても誰か対応してくれるという事が出来た
・あまり里帰りできていなかったので、親との時間を過ごせたのは良かった
・実家の断捨離が出来たのは良かった
・親孝行できた(のか?)
・実家の食事が質素で臨月の割りに体重がそんなに増えなかった
辛かった点
・過保護で口を出されすぎる、自分でやりたいときに出来ないのが地味にしんどい(行きたい時に郵便局にいけないとか)
・保活とか確定申告とか仕事とか赤ちゃんに合わせた部屋のレイアウト変更とか、里帰り出産でなければもっと余裕もあってスムーズに手続き出来た
・自分は実家のルール、布団に慣れるまでが地味に辛い
・平日、実家も誰も居ないので結局ワンオペ(夫と変わらない)
・父、母、弟 結局頼れるのは母のみなのに、母は家事と仕事で忙しい。里帰り出産で切迫早産とかで自由に動けない場合、サポートしてくれる母に融通が利かないのは結構辛い。
・自分は自分の好きなご飯を食べる事に慣れていたので、妊娠中はそもそも自由に食べれないのが地味に辛かった
・実家とはいえ気を遣う
・コロナで定期的に夫が会いに来れない。(一か月検診まで子に会えない、立ち合い出産出来ない)
・コロナの対策への温度差が自分達とズレているのもしんどいし、相手にお願いするのもしんどかった
(自分たちは帰ったらうがい・手洗い必須、不織布マスク着用だったが、実家ではあまり気にしていなかった)
・母の仕事の愚痴を聞くのが本当にしんどい。聞いても面白くないし、答えも無い。(自分は自分の妊娠、出産だけに集中したかった)
多分、同居していたのが弟では無くて女兄弟であればもっと違ったかなと思います。
実際、じいじと弟は抱っこ要員であとは育児にはノータッチだったので、男性はやっぱり
育児に入ってきにくいのかな~、と思いました。
実際里帰り出産を終えてみて
里帰り出産は孫の成長をじいじ・ばあばに見せられて、楽しいイメージでしたが
実際自分がやってみると、1日1日過ごすので精一杯な戦いでした…。
ばあばは子どもを4人育てていたのですが、最初は赤ちゃんのお世話も特にせず、ただ可愛がるだけ
だったので、日中ギャン泣きする赤ちゃんで四苦八苦した自分にとっては
最初はほとんど育児のサポートが無く、かなり精神的に辛く、泣いたりすることもありました。
その姿を見てからは、ばあばも積極的に授乳や寝かしつけをしてくれて、ずいぶん楽になり、
慣れた頃に里帰り出産を終えたので、とても寂しかったです。
4人育てたばあばでさえ、育児の大変さを忘れているのだから、里帰り出産をする際は
「ここまでやるから、ここからはお願い」と事前に相談や準備をしておけば
最初にあんなに辛い思いしなくて良かったかも…。と思いました。
だた、最終的にはいい思い出になったので、衝突しながらもお互いが関係を良好にしようと
思う親子関係であれば、里帰り出産は素敵なイベントになると、私は思います。
皆さんの里帰り出産が素敵なものになりますように。
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